ポータル・求人・会員サイトのWordPressテーマ選びと構成例【2026年】

パンフレットが並ぶ案内コーナーのイラスト

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ポータル・求人・会員サイトは、ブログ用テーマの標準機能だけでは足りない「検索・絞り込み・会員管理」が要るため、専用テーマかプラグインで補って作ります。

検索機能を備えた既製テーマを使うならTCDのポータル系(GENSENなど)、費用を抑えるなら無料テーマ+プラグイン、決済を伴う本格運用なら専用サービスも選択肢です。

※価格・仕様は2026年10月11日時点で各公式サイトの記載を確認したものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

目次

結論: 作りたいサイト別・現実的な構成

作りたいサイトの種類によって、選ぶべき構成は分かれます。まずは次の表で、自分のサイトに近い行を確認してください。

作りたいサイト別の構成。地域・店舗ポータルはTCDのGENSENなど(43,780円〜税込)、求人サイトは自社採用ならISSUE・MASSIVE・複数社なら求人プラグイン、社内ポータルはCocoon・Lightning+閲覧制限、会員制サイトは汎用テーマ+会員管理プラグイン(2026年10月時点)
作りたいもの現実的な構成(2026年10月時点)
地域・店舗の情報ポータル検索機能を備えたTCDのポータル系テーマ(GENSENなど)
口コミ・レビューのポータルTCDのREHUBなど、口コミ投稿と地域の絞り込みを備えたテーマ
不動産の物件ポータル物件検索を備えたTCDのGRAVITYのような専用テーマ
自社の採用サイトTCDのISSUE・MASSIVEなど、採用サイト向けのテーマ
複数社の求人を載せる求人サイト求人プラグイン(WP Job Managerなど)+汎用テーマ
社内ポータル・マニュアルサイト無料テーマ(Cocoon・Lightning)+閲覧制限プラグイン
会員制サイト汎用テーマ+会員管理プラグイン。決済を伴う本格運用は専用サービスも検討

同じ「ポータル」でも、店舗を探すサイトと物件を探すサイトでは必要な検索条件が違います。テーマを選ぶ前に、利用者が何を条件に探すのかを書き出しておくと、候補を絞りやすくなります。

ポータル・求人・会員サイトに必要な機能

ブログやコーポレートサイトとの違いは、「たくさんの掲載情報から、利用者が条件で探せること」です。主に次の4つの機能が必要になります。

機能役割
検索・絞り込みキーワード・カテゴリー・エリアなどの条件で掲載情報を探せる
掲載データの管理店舗・物件・求人などを同じ項目で登録し、一覧で見せる
会員管理・閲覧制限会員だけが見られるページや、マイページを用意する
投稿・応募のフォーム口コミの投稿や求人への応募を受け付ける

ブログ用のテーマでも、カテゴリーやタグを工夫すれば「ポータル風」の見せ方はできます。ただし、複数の条件を組み合わせる本格的な検索は、専用テーマ、プラグイン、またはカスタマイズで補う必要があります。

検索機能を備えたTCDのポータル系テーマ

既製テーマで検索型のサイトを作るなら、TCDのポータル・会員・求人系テーマが選択肢になります。用途ごとに専用のテーマが分かれているのが特徴です。

TCDのポータル・求人系テーマの価格。MASSIVE 28,380円、GENSEN・EVERY 43,780円、ISSUE 50,600円、REHUB 69,300円、GRAVITY 198,000円(いずれも税込・2026年10月時点)
テーマ価格(2026年10月時点)向いているサイト
GENSEN(tcd050)43,780円(税込)ホテル・観光・不動産・美容などの情報ポータル
EVERY(tcd075)43,780円(税込)会員と非会員で表示を分けたいサイト
REHUB(TCD099)69,300円(税込)口コミ・レビューのポータル
GRAVITY(tcd111)198,000円(税込)不動産の物件ポータル
ISSUE(TCD106)50,600円(税込)自社の求人採用サイト
MASSIVE(TCD084)28,380円(税込)自社の求人・人材募集サイト

GENSEN:地域・店舗の情報ポータルに

GENSENは、ホテル・宿、観光、不動産、ファッション、美容などの情報ポータルサイトが作れるテーマです。キーワード(and・or)とカテゴリーを組み合わせた検索や、タグでの絞り込みに対応しています。

EVERY:会員向けの表示を分けたいなら

EVERYは、会員と非会員で表示を分けられ、マイページ機能も備えたテーマです。会員だけに見せたい情報があるサイトの候補になります。

REHUB:口コミ・レビューのポータルに

REHUBは、口コミレビューサイト向けの買い切りテーマです。日本地図での表示や、47都道府県のカテゴリーの自動インポートに対応し、都道府県・タグ・フリーワードで絞り込めます。口コミの投稿に会員登録を必須にするかも選べます。

GRAVITY:不動産の物件ポータルに

GRAVITYは、不動産ポータル向けのテーマです。物件種別・エリア・路線と、賃料・広さ・間取りで絞り込め、条件は「マイリスト」に保存できます。都道府県・市区町村・駅路線のデータを一括でインポートする機能もあります。

TCDのテーマは、自分のサイトなら使えるサイトの数に制限はありません。料金や規約の全体像はTCDテーマの評判レビューで解説しています。

求人サイトは「自社の採用」か「複数社の求人」かで分ける

求人サイトは、自社の採用ページを作るのか、複数の会社の求人を集めて載せるのかで、選ぶべき構成が変わります。

作りたいもの構成ポイント
自社の採用サイトTCDのISSUE・MASSIVEなど採用サイト向けのデザイン。ISSUEの応募はContact Form 7などのフォームで受け付ける
複数社の求人サイト求人プラグイン+汎用テーマWP Job Managerなどで、求人の一覧・検索・投稿の仕組みを足す

TCDのISSUE・MASSIVEは自社の採用サイト向けで、求人を検索する機能の記載はありません。複数社の求人を検索できるサイトにしたい場合は、求人プラグインを組み合わせる方法が現実的です。

WP Job Managerは、Automattic社が開発する無料の求人プラグインです。求人一覧をAjaxで検索・絞り込みでき、サイトの訪問者が画面上から求人を投稿することもできます。有効インストールは7万以上で、日本語訳もあります。

社内ポータル・会員サイトは汎用テーマ+プラグインで低コストに

社内ポータルや小規模な会員サイトなら、テーマ代は無料(Cocoon・Lightning)にして、閲覧制限や会員管理はプラグインで足す構成が低コストです。

会議室でモニターを見ながら話す2人のイラスト
作りたいものテーマ足すもの
社内ポータル・マニュアルCocoon・Lightning(無料)閲覧制限プラグインで社外から見えないようにする
小規模な会員サイト汎用テーマ会員管理プラグインで会員登録・会員限定ページを用意する
柔軟に作り込みたいサイトSnow Monkeyなどの汎用テーマカスタマイズやプラグインで必要な機能を足す

Cocoonは無料の100%GPLテーマで、Cocoonレビューで特徴を解説しています。Lightningは株式会社ベクトルの無料テーマで、詳しくはLightningレビューをご覧ください。

Snow Monkeyは年額16,500円のサブスクリプション型テーマで、商用利用や複数のサイトへのインストールができます。詳しくはSnow Monkeyレビューで解説しています。

費用の考え方: テーマ代と、運用にかかる手間

テーマ代だけを見ると、無料テーマ+プラグインがもっとも安く、検索機能を備えた専用テーマは数万円から20万円近くまで幅があります。

構成テーマ代(2026年10月時点)考え方
無料テーマ+プラグイン0円(有料プラグインを使う場合は別)検索・会員機能は自分で組み合わせる
汎用の有料テーマSnow Monkey 年額16,500円などカスタマイズの手間がかかる
TCDのポータル系テーマ28,380円〜198,000円(税込)用途に合わせた機能が最初から組み込まれている

検索機能が組み込まれたテーマを使うと、開発にかかる初期費用を抑えやすくなります。一方で、掲載データの入力や運用ルールづくりの手間は、どの構成でも必要です。

TCDのテーマで第三者のサイトを有償で作る場合は、テーマごとに特別ライセンス(税込33,000円・3年間)が必要です。制作会社やフリーランスとしてポータルを請け負う場合は、この費用も見込んでおきましょう。

ポータル系サイトの3つの注意点

ポータル系のサイトは、テーマを選んだあとの企画と運用が成否を左右します。始める前に次の3点を確認してください。

ポータル系サイトの3つの注意点。テーマを買えば完成ではない、掲載件数を先に確保する、会員・決済は保守体制とセット
  • 「テーマを買えば完成」ではない:検索条件の設計・掲載データの入力・運用ルールづくりが本体で、テーマは器です。不動産の物件ポータルなら、物件検索を備えたGRAVITY(198,000円税込)のような専用テーマもあります(士業・不動産・建設業向けテーマも参考に)
  • 掲載件数が少ないと成立しない:ポータルは「情報が集まっているから見に来る」ものです。開設時に最低限の掲載数を確保できるかを先に計画してください
  • 会員・決済が絡むならセキュリティ責任が増す:個人情報を預かる設計は、保守体制とセットで考えます。保守体制を用意できないなら、専用プラットフォームも選択肢です

よくある質問

作業台で苗を植え替える女性のイラスト

無料テーマでポータルサイトは作れますか?

検索・絞り込みが軽い内容なら、Cocoonなどの無料テーマとカテゴリー設計で「ポータル風」までは作れます。本格的な条件検索は、専用テーマ、プラグイン、またはカスタマイズが必要です。

社内ポータルにWordPressは使えますか?

使えます。テーマ代は無料(Cocoon・Lightning)で、閲覧制限はプラグインで足す構成が低コストです。社外に見せない情報を扱うため、閲覧制限の設定は公開前に必ず確認してください。

TCDのポータル系テーマの価格帯は?

2026年10月時点で、MASSIVEの28,380円からGRAVITYの198,000円まで幅があります(いずれも税込)。GENSEN・EVERYは43,780円、ISSUEは50,600円、REHUBは69,300円です。

求人サイトにTCDのISSUEやMASSIVEは使えますか?

自社の採用サイトなら候補になります。ただし、どちらも自社の採用向けで求人を検索する機能の記載はないため、複数社の求人サイトにはWP Job Managerなどの求人プラグインを組み合わせる方法が向いています。

クライアントのポータルサイトをTCDのテーマで作れますか?

第三者のサイトを有償で作る場合は、テーマごとに特別ライセンス(税込33,000円・3年間)が必要です。自分のサイトなら、使えるサイトの数に制限はありません。

まとめ: テーマ選びより「企画と運用設計」が成否を左右する

ポータル・求人・会員サイトは、検索機能を備えた既製テーマならTCDのポータル系(GENSENなど)、小さく始めるなら汎用テーマ+プラグインが候補です。どの構成でも、掲載件数と運用体制を先に計画しておくことが大切です。

公園の並木道を犬と散歩する男性のイラスト

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