ベンダーの「ゼロトラスト対応」を鵜呑みにするな
「当社の製品はゼロトラストに対応しています」
「AIがランサムウェアを100%防ぎます」
美辞麗句が並ぶ提案書を前に、あなたは本当にその製品に会社の命運を預けられますか?
近年、マーケティング用語としての「ゼロトラスト」が乱立し、中身は旧態依然としたVPNやアンチウイルスと変わらない製品が高値で取引されています。これらを導入することは、単なる予算の無駄遣いではなく、経営に対する背信行為に他なりません。
ZTRラボでは、CISOやインフラ責任者がベンダーを選定する際に突きつけるべき「意地悪だが本質的な監査項目」を定義しました。
この診断ツールは、その製品が「本物(Iron Fortress)」か、それとも「張り子の虎(Paper Tiger)」かを、わずか1分で判定します。
【診断のルール】
診断セクション:ZTR Security Vendor Auditor
以下の画面に従って診断を開始してください。
SECURITY VENDORAUDITOR
その「ゼロトラスト」は本物か?
5つの技術的監査項目で、製品の信頼性を
Sランク〜Dランクで辛口判定します。
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解説:なぜ、この5項目なのか?
診断お疲れ様でした。あなたの選定製品はどのランクでしたか?
ZTRラボがこの5問を重要視する技術的根拠を解説します。
Q1. 認証と認可の分離(PDP/PEP Separation)
ゼロトラストの基本定義(NIST SP800-207)です。これらが一体化した製品は、トラフィック集中時に認証遅延を招くだけでなく、攻撃者によるDDoSや横断的侵害のリスクが高まります。
Q2. 動的ポリシー制御(Dynamic Policy)
「社内ネットワークからのアクセスだから許可」という静的なルールは、ラテラルムーブメント(内部感染拡大)を許します。「誰が」「どの端末で」「今のセキュリティスコアは?」をリアルタイムに評価できなければ、それはゼロトラストではありません。
Q3. 管理コンソールの自己防衛(Self-Defense)
攻撃者のゴールは、あなたのPCではなく「管理コンソール」です。管理者IDがパスワードだけで守られている製品は、鍵のかかっていない金庫と同じです。FIDO2等のハードウェアMFAは必須要件です。
Q4. データの不変性(Immutability)
ランサムウェア攻撃者は、暗号化の前にバックアップやログを削除しに来ます。「管理者権限があっても消せない」仕組みがない限り、データの復旧は保証されません。
Q5. 兵站とサポート(Logistics)
インシデント発生時、海外の本社に問い合わせて回答が3日後に来るようなベンダーでは、戦えません。国内に技術力のあるエンジニアが常駐していることは、機能以上に重要な「スペック」です。
結論:Cランク以下なら、選定をやり直せ
もし診断結果が「Cランク(Paper Tiger)」や「Bランク(Vulnerable Gate)」だった場合、悪いことは言いません。その稟議書を破り捨て、選定を白紙に戻してください。
コストが安くても、導入が楽でも、守れなければ意味がありません。
ZTRラボでは、今後も「現場のエンジニアが武器として使える」判断基準を発信し続けます。
この診断結果が、あなたの組織を救うきっかけになることを願っています。
Zero Trust Resilience Lab.

